KDE4 の設定ファイルに XRender を書いて正常に動作するようになった覚書

2018-11-12

NetBSD 8.0_STABLE / amd64 で pkgsrc の KDE4 があっさりビルドに成功した。 (世の中には KDE5 が既にあるようだが..)

さっそく startkde してみたが.. 動きが変で、使えなかった。

グラフィック環境は、Gigabyte 製のカードなのだが、

$ dmesg
〜
radeon0 at pci1 dev 0 function 0: vendor 1002 product 94c3 (rev. 0x00)
〜
drm: initializing kernel modesetting (RV610 0x1002:0x94C3 0x1458:0x216A).
〜

これかな.. RV610 [Radeon HD 2400 PRO]?

PCI Devices (Main -> PCI Devices -> Vendor 1002 -> Device 1002:94c3)

KDE4 の使用をあきらめるかと思ったが、ここで、別環境の FreeBSD の KDE4 が、いっとき調子が悪く (ものすごく遅く) なったときに、GUI から行う何かの設定で、OpenGL を XRender にしたら、直ったことを思い出した。

もしかしてもしかしたら、同じことをやったら、今回の環境も直るかも..
しかし GUI がどうしてもうまく操作できずそこの設定にたどり着けない。

そこで、その FreeBSD の環境を XRender で egrep してみた。
そうすると、さっそく以下の内容が、~/.kde4/share/config/kwinrc というファイル内に見つかった。

〜
[Compositing]
〜
Backend=XRender
〜

同じ Backend=XRender という行を、NetBSD の pkgsrc の場合は ~/.kde/share/config/kwinrc のファイルの [Compositing] の所に挿入してみた所、KDE4 が見事に動くようになった。

desktop

ちなみにその設定は GUI でいうと、System Settings → Desktop Effects → Advanced → Compositing type であった。

以上


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