FreeBSD (12.0) を VirtualBox にインストールする覚書 / OS インストール編

前回の 仮想マシンの作成編 より作業を放置しておりかなりの月日が経っている。

「Oracle VM VirtualBox マネージャー」の画面で、「fb120」が選択された状態で『起動』押す!

何だこれは!?

error

一旦「仮想マシンを閉じる」を行い、次に「ファイル」→「ホストネットワークマネージャー...」を見ると、「vboxnet0」が無くなっていた。

no vboxnet0

あらためて『作成』を押して「vboxnet0」を作成した。

recreate vboxnet0

そうしてから『起動』すると、今度は正常に起動した。

「現在のビデオモードではゲストOSでマウス統合機能がサポートされません」が出ている通り、後で virtualbox-ose-additions をインストールしなければならない (しないと他にも時計がずれたり不便なことになる)。 とりあえずメッセージの右端の方の「×」アイコンを押すとメッセージが消える。

また「キーボードの自動キャプチャー機能が有効です。..」のメッセージも出ているが、これも「×」を押すと、とりあえず消える。

『Install』が選択された状態にしておき、エンター押す。 ↓

Welcome

下カーソルキー等で、下の方の「Japanese 106」 (使っている物理キーボードにもよる) を選択する。 『Select』が選択された状態にしておき、エンター押す。 ↓

Keymap Selection

「Test jp.kbd keymap」が選択された状態になる。 『Select』が選択された状態にしておき、エンター押す。 ↓

jp.kbd

Shift + 8 や Shift + 9 で「(」や「)」が入力されたり、Ctrl + p や Ctrl + n が入力されるのを確かめる。 エンター押す。 ↓

Test jp.kbd Keymap

上カーソルキーや Page Up キー等で、いちばん上の「Continue with jp.kbd keymap」を選択する。 『Select』が選択された状態にしておき、エンター押す。 ↓

Continue with jp.kbd keymap

「fb120.magic.or」などと入力した。 エンター押す。 ↓

Set Hostname

上下カーソルキーとスペースキーで、「src」にチェックを入れる。 (なお「ports」のチェックが外れているが、後で別の手段でインストールできる。) エンター押す。 ↓

Distribusion Select

「Auto (UFS)」と『OK』が選択された状態にしておき、エンター押す。 ↓

Partitioning

『Entire Disk』が選択された状態にしておき、エンター押す。 ↓

Partition

「GPT」にカーソルが当たったままにしておき (これは EFI を有効化しておくと自動的にこうなるのかもしれない)、『OK』が選択されたままにしておき、エンター押す。 ↓

Partition Scheme

すると、こうなっているが.. ↓

Partition Editor (auto)

下カーソルキーで、「ada0p3」を選択し、d キーを押して、ada0p3 (swap) パーティションを消す。
続いて「ada0p2」が選択された状態で d キーを押して、ada0p2 (/) パーティションも消す。
ada0p1 (efi) は消さない。
上カーソルキーで「ada0」を選択する..この操作は GPT の場合は不要かもしれない。

この時点で、以下のようになる。

Partition Editor (freebsd-boot only)

c キーを押す。
Tab キーでダイアログ内上部の「Type: 〜」等が表示されている部分に移動する。
次に下カーソルキーで「Size: 30GB」などと表示されている所に移動する。 表示されている「30GB」を編集して「5GB」にする。
次に下カーソルキーで「Mountpoint:」と表示されている所に移動し、「/」を入力する。
(「Options」の所も見てみたが特に変更する必要が無いと思った)

すなわち以下のようになる。 ↓

Add Partition (/)

エンター押す。

ada0p2 が追加されてこのようになっている。 ↓

partition added (/)

再び c キーを押す。
先ほどと同様の手順だが、今度は「Type:」の所の「freebsd-ufs」を編集して「freebsd-swap」に変える。
また「Size: 25GB」などと表示されている所を編集して「4GB」にする。

すなわち以下のようになる。 エンター押す。 ↓

Add Partition (swap)

ada0p3 が追加されてこのようになっている。 ↓

partition added (swap)

再び c キーを押す。
先ほどまでと同様の手順で、「Size:」の所の「21GB」を編集して「3GB」にする。 また「Mountpoint:」の所に「/var」を入力する。

すなわち以下のようになる。 エンター押す。 ↓

Add Partition (swap)

ada0p4 が追加されてこのようになっている。 ↓

partition added (/var)

再び c キーを押す。
先ほどまでと同様の手順で、今度は「Type:」の所の「freebsd-ufs」を編集して「freebsd-zfs」に変える。 「Size:」の所の「18GB」はそのままにしておく。

すなわち以下のようになる。 エンター押す。 ↓

Add Partition (zfs)

ada0p5 が追加されてこのようになっている。 ↓

partition added (zfs)

『Finish』が選択されたまま、エンター押す。

いまいちど Confirmation が出てくる。 『Commit』が選択されたまま、エンター押す。 ↓

Confirmation

次々と出てきて、しばらくかかる..

Archive Extraction

以下の画面になる。 root のパスワードを考えて入力する (2回入力)。

local password for root

以下の画面になる。 「em0」と『OK』にカーソルが当たった状態にしておき、エンター押す。 ↓

Network Configuration

『Yes』にカーソルが当たったままにしておき、エンター押す。 ↓

Network Configuration / IPv4

『Yes』にカーソルが当たったままにしておき、エンター押す。 ↓

Network Configuration / DHCP

しばらくすると以下の画面になる。 『Yes』にカーソルが当たったままにしておき、エンター押す。 ↓

Network Configuration / IPv6

よく分からないが『Yes』のままで良いのだろうか.. エンター押す。 ↓

Network Configuration / SLAAC

しばらくすると以下の画面になる。
「IPv4 DNS #1」が「192.168.24.1」になっているが、これはターゲットの環境ではあてはまらないはず.. DHCP だから大丈夫だろうか.. エンター押す。 ↓

Network Configuration / Resolver

まず下カーソルキーで「Asia」の所にカーソルを合わせて、エンター押す。 ↓

Time Zone Selector / Asia

次にやはり上下カーソルキーで「Japan」の所にカーソルを合わせて、エンター押す。 ↓

Time Zone Selector / countries

『Yes』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

Time Zone Selector / confirmation

『Skip』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

date

『Skip』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

time

そのまま (sshd と dumpdev にチェックが入っている) にしておき、エンター押す。 ↓

System Configuration

そのまま (何もチェックが入っていない) にしておき、エンター押す。 ↓

System Hardening

『Yes』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

Add User Accounts

適当に入力して.. (自分は Uid に対し値を入力したが default のまま (エンターだけ押す) でもいいだろう) ↓

Add Users

ここまで入力すると、以下のようになる。 「OK?」に対し「yes」を入力・エンター押す。 ↓

OK?

これでユーザが追加された。 「Add another user?」に対し「no」を入力・エンター押す。 ↓

add another user

『Exit』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

Final Configuration

『No』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

Manual Configuration

『Reboot』にカーソルを合わせたままにしておき.. ↓

Complete

エンター押すと、VM が再起動する。が..

再びインストーラが起動してしまうことだろう。

Welcome

『ファイル』→『閉じる..』などから、「シャットダウン シグナル送信」を選択し、『OK』押す。

shutdown

再び「Oracle VM VirtualBox マネージャー」の画面で、「fb120」が選択された状態で『設定』押す。

『ストレージ』押す。

「ストレージデバイス」の中のいちばん下にある CD のアイコンを選択し、次に右上の CD のアイコンを押して、「仮想ドライブからディスクを除去」を選択する。

storage no cd

忘れずに『OK』押す。

「fb120」が選択された状態で『起動』押す!

問題なければ、fb120 が初回起動することだろう。

fb120 booted

root でログインも出来るだろう。

ここではここまでとしておき、続きはターゲットの環境にて設定することにする。 shutdown -p now などとしてシャットダウン・電源を落とす。 ↓

shutdown -p now

以上


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