FreeBSD (14.0) を VirtualBox にインストールする覚書
OS インストール編

● インストーラ起動

「Oracle VM VirtualBox マネージャー」の画面で、「fb140」が選択された状態で『起動』押す!

正常に起動した。ふー。

Welcome

『Install』が選択された状態にしておき、エンター押す。

● Keymap

下カーソルキー等で、下の方の「Japanese 106」 (使っている物理キーボードにもよる) を選択する。

Keymap Selection

『Select』が選択された状態にしておき、エンター押す。

「Test jp.kbd keymap」が選択された状態になる。

jp.kbd

『Select』が選択された状態にしておき、エンター押す。

Shift + 8 や Shift + 9 で「(」や「)」が入力されたり、Ctrl + p や Ctrl + n が入力されるのを確かめる。

Test jp.kbd Keymap

エンター押す。

上カーソルキーや Page Up キー等で、いちばん上の「Continue with jp.kbd keymap」を選択する。

Continue with jp.kbd keymap

『Select』が選択された状態にしておき、エンター押す。

● Hostname

「fb140.magic.or」などと入力した。

Set Hostname

エンター押す。

● Distribution

上下カーソルキーとスペースキーで、「src」にチェックを入れる。 (なお「ports」のチェックが外れているが、後で別の手段でインストールできる。)

Distribusion Select

エンター押す。

● Partition

上下カーソルキーで「Auto (UFS)」と『OK』が選択された状態にしておき、エンター押す。 (最近は「Auto (ZFS)」がデフォルトになったようだなあ)

Partitioning

『Entire Disk』が選択された状態にしておき、エンター押す。 ↓

Partition

上下カーソルキーで「GPT」にカーソルを当て、『OK』が選択されたままにしておき、エンター押す。 ↓

Partition Scheme

● Partition Editor

すると、こうなっているが.. ↓

Partition Editor (auto)

下カーソルキーで、「ada0p3」を選択し、d キーを押して、ada0p3 (freebsd-swap) パーティションを消す。
続いて「ada0p2」が選択された状態で d キーを押して、ada0p2 (freebsd-ufs /) パーティションも消す。
ada0p1 (freebsd-boot) は消さない。
上カーソルキーで「ada0」を選択する..この操作は GPT の場合は不要かもしれない。

この時点で、以下のようになる。

Partition Editor (freebsd-boot only)

◎ /

c キーを押す。
(最初カーソルが「Type: freebsd-ufs」と表示されている所にある)
下カーソルキーで「Size: 40GB」と表示されている所に移動する。 表示されている「40GB」を編集して「5GB」にする。
次に下カーソルキーで「Mountpoint:」と表示されている所に移動し、「/」を入力する。
(「Options」の所も見てみたが特に変更する必要が無いと思った)

Tab キーでダイアログ内下部の『OK』に移動する。

すなわち以下のようになる。 ↓

Add Partition (/)

エンター押す。

ada0p2 が追加されてこのようになっている。 ↓

partition added (/)

◎ swap

再び c キーを押す。
先ほどと同様の手順だが、今度は「Type:」の所の「freebsd-ufs」を編集して「freebsd-swap」に変える。
また「Size: 35GB」などと表示されている所を編集して「8GB」にする。

今回から画面下部に「freebsd-zfs」とか「freebsd-swap」とか例が表示されるようになって少し分かりやすくなったなあ。

type example

Tab キーでダイアログ内下部の『OK』に移動する。

すなわち以下のようになる。

Add Partition (swap)

エンター押す。

ada0p3 が追加されてこのようになっている。 ↓

partition added (swap)

◎ /var

再び c キーを押す。
先ほどまでと同様の手順で、「Size:」の所の「27GB」を編集して「3GB」にする。 また「Mountpoint:」の所に「/var」を入力する。
Tab キーでダイアログ内下部の『OK』に移動する。

すなわち以下のようになる。

Add Partition (swap)

エンター押す。

ada0p4 が追加されてこのようになっている。 ↓

partition added (/var)

◎ ZFS

再び c キーを押す。
先ほどまでと同様の手順で、今度は「Type:」の所の「freebsd-ufs」を編集して「freebsd-zfs」に変える。 「Size:」の所の「24GB」はそのままにしておく。
(「Options」の所も見てみたが特に変更する必要が無いと思った)
Tab キーでダイアログ内下部の『OK』に移動する。

すなわち以下のようになる。

Add Partition (zfs)

エンター押す。

ada0p5 が追加されてこのようになっている。 ↓

partition added (zfs)

● パーティション確定そしてインストール

『Finish』が選択されたまま、エンター押す。

いまいちど Confirmation が出てくる。

Confirmation

『Commit』が選択されたまま、エンター押す。

次々と出てきて、しばらくかかる..

Archive Extraction

● root password

以下の画面になる。 root のパスワードを考えて入力する (2回入力)。

local password for root

● Network

以下の画面になる。 「em0」と『OK』にカーソルが当たった状態にしておき、エンター押す。 ↓

Network Configuration

『Yes』にカーソルが当たったままにしておき、エンター押す。 ↓

Network Configuration / IPv4

『Yes』にカーソルが当たったままにしておき、エンター押す。 ↓

Network Configuration / DHCP

しばらくすると以下の画面になる。 『Yes』にカーソルが当たったままにしておき、エンター押す。 ↓

Network Configuration / IPv6

毎回よく分からないが『Yes』のままで良いのだろうか.. エンター押す。 ↓

Network Configuration / SLAAC

しばらくすると以下の画面になった。 エンター押す。 ↓

Network Configuration / Resolver

● Time Zone

まず下カーソルキーで「Asia」の所にカーソルを合わせて、エンター押す。 ↓

Time Zone Selector / Asia

次にやはり上下カーソルキーで「Japan」の所にカーソルを合わせて、エンター押す。 ↓

Time Zone Selector / countries

『Yes』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

Time Zone Selector / confirmation

『Skip』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

date

『Skip』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

time

● System

上下カーソルキーとスペースキーで moused にチェックを入れる (これがないと X11 でマウスクリックが効かないかもしれない?)。 sshd と dumpdev にもチェックが入ったままにしておき、エンター押す。 ↓

System Configuration

今回、VirtualBox 上にインストールしているので、ntpdate と ntpd にはチェックを付けていないが、ホストに直接インストールする場合で、且つ、インターネットに接続している場合は、これらもチェックを付けたほうがよいと思う。

そのまま (何もチェックが入っていない) にしておき、エンター押す。 ↓

System Hardening

● Add User Accounts

『Yes』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

Add User Accounts

「Invite 〜 into other groups?」の所では「wheel」と入力する。 後は適当に入力して.. (自分は Uid に対し値を入力したが default のまま (エンターだけ押す) でもいいだろう) ↓

Add Users

ここまで入力すると、以下のようになる。 エンター押す (yes/no に対し yes の状態)。 ↓

OK?

これでユーザが追加された。 「Add another user?」に対しエンター押す (yes/no に対し no の状態)。 ↓

add another user

● Final

『Exit』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

Final Configuration

『No』にカーソルを合わせたままにしておき、エンター押す。 ↓

Manual Configuration

『Reboot』にカーソルを合わせたままにしておき.. ↓

Complete

エンター押すと、仮想マシンが再起動する。が..

● CD イメージ取り外し

再びインストーラが起動してしまった。

Welcome

『ファイル』→『閉じる..』などから、「シャットダウン シグナル送信」を選択し、『OK』押す。

shutdown

再び「Oracle VM VirtualBox マネージャー」の画面で、「fb140」が選択された状態で『設定』押す。

『ストレージ』押す。

「ストレージデバイス」の中のいちばん下にある CD のアイコンを選択し、次に右上の CD のアイコンを押して、「仮想ドライブからディスクを除去」を選択する。

storage no cd

忘れずに『OK』押す。

● 初回起動!

「fb140」が選択された状態で『起動』押す!

問題なければ、fb140 が初回起動することだろう。

fb140 booted

root でログインも出来るだろう。

ここではここまでとしておき、続きは後で行うことにする。 shutdown -p now などとしてシャットダウン・電源を落とす。 ↓

shutdown -p now

以上


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